歌ってみた宅録勢がスタジオレコーディングにハマる話。

Vtuber活動 日記

こんすが、夏加よすがです。

普段歌枠も全然しないお歌へたっぴ勢ですが、度々歌ってみた動画を上げているVtuberです。

どちらかと言うと動画を作りたいがために歌っていると言った方が正しいですが、お歌はへたっぴながらも好きなので楽しんで歌っております。

元々歌うつもりはなかった

よすがさんは吹奏楽部と軽音楽部を通って来ているので、お耳では音が聞き取れるし楽譜も多少読めるものの、喉から思う音が出ないタイプの歌音痴です。

その自覚は重々ありますので元々歌枠や歌ってみた動画を上げるつもりはほぼありませんでした。

ただし歌うの自体は好きだったので、下手なりにも一人カラオケには時々行くような感じ。

しかし、ある時なにを思ったかサンホラ歌いたい!歌みた動画上げてみたい!という衝動の塊で初めての歌みた動画を作ることに。

宅録一択だと思ってた

先程申した通りよすがさんは歌音痴です。

なのでスタジオでサウンドエンジニアさんに直でレコーディングをしてもらうなんて恥ずかしくてとてもできない……となったため宅録、つまり自宅でセルフレコーディングすることに。

とは言えうちはそんな十分な施設も設備もないため、やっすいマイクでろくに防音も無い普通の部屋で昼間に録音するしかなくて、今思えば音質は最悪だったと思います。

昔のお歌と今のお歌と聞き比べたら、声の篭り具合とかがわりとしっかり違うことが分かります。

でも宅録の良いところは時間を気にせず手間も気にせずひたすら録り直しし放題なところかな……と思っていたのですが、この認識は後々崩れます。

5曲目で納得できなくなった

4曲ほど歌ってみた動画を作成したあたりで、既に自分の歌唱力の低さにも満足できない上に音質というか音の録り方による違和感のようなものを覚えてきて、作品の出来に満足できなくなりました。

なんか音の感じがこう……録る度にマイクとの適切な距離感を保てなかったりして変わっちゃうんです。

また、実を言うと立って歌う環境が無いので声も十分に腹から出せない。

マイクの品質がいまいちな上にヘッドフォンの音をよく拾うので、それらノイズ除去のために多分余計に音質が落ちる。

もちろん、わたしの本分は動画編集の面にあるのでお歌自体のクオリティは優先度二番目ですが、でもやっぱりポートフォリオとして上げるなら少しでもお歌のクオリティも上げたいな……。

ということで、今まで散々気後れして避けてきたレコーディングスタジオがついに選択肢に上がってきます。

緊張の末のレコーディング

まずスタジオに電話せねばなりません、しかしよすがさんは電話が非常に苦手です。

言語聴き取り能力が乏しい上に滑舌も悪いので言い間違いやら伝え間違いやらが発生するから極力電話しとうないです。

でもスタジオがオンライン上での予約を受け付けていなかったため、渋々電話をかけてどうにかこうにか予約を取り付けることに成功。

ちなみにスタジオ所属のサウンドエンジニアさんがレコーディングからMIXまで行ってくれるプランがあったので、じゃあそれでお願いしますということになりました。

そしてレコーディング予定日まで家で歌ったりカラオケ行ったりしながら歌練して、どきどきしながら当日スタジオへ。

一応、レコーディングに際してのお願い事やハモリ作成パートの提示などは全部テキストにまとめて印刷して持っていきました。

テキストのまとめたのは主に以下の項目です。

  • 歌詞カードおよびハモリパート等を書いたもの
  • キー設定(原曲キーかどうか等)
  • リズムや音程を取るのが下手なので、持込のガイドメロディを流しながらの歌唱・収録をお願いしたいこと
  • 歌が下手で緊張しがちなため、何回も録り直しなどさせて頂くかもしれないこと
  • 太文字で書いてある部分の歌詞は、メインボーカル音源を元にハモリ音声を作って頂きたいこと
  • 緊張してると上手く息がもたなかったりするかもしれないので、適宜収録するシーンをご相談させて頂くかもということ

担当して下さったサウンドエンジニアさんがめちゃくちゃ温和で優しい方で、こちらのこんな感じの情けないお願いも了承して下さりレコーディングへ。

まず最初は通しで歌って調子見ましょうってことで歌ってみたら、声が出ない。

えっ、やっば、声でない。えっえっ。

わたし「すみません、めっちゃ緊張してます!!」

エンジニアさん「緊張してますか~wゆっくり録っていきましょう~」

なんかこう、エンジニアさんの気づかいなのか、わたしが緊張で上手く歌えなかったりしてどうしようどうしようってなっててものんびり待って下さったり、録り直しも快諾して下さったりして、めちゃくちゃ配慮してもらいました。

やべぇ声出ねぇってなってもあまり深刻な反応は見せず、大丈夫ですよ~って感じで進めて下さったので大変ありがたいこと。

なんやかんやで録音が終わり、その場でMIX作業までして頂きました。

流石にクオリティが良い

録音後その場でMIX作業してもらうプランだったので、作業を眺めつつ聴きつつ待ち時間に。

録ったままの音源聞くとやっぱ音痴だねぇって思いながらも、その音痴な部分が順々に手直しされて音程が原曲の通りになっていく過程は見ていて楽しいものでした。

MIXってこんな感じで作業するんだぁ、すげぇ……ってちょっとした感動が。

流石にね、ちゃんと商業としてサウンドエンジニアをしている方は手が早くて腕が確かなんだなぁって安心感を覚えつつ、作業終わりまで見守り。

出来上がったお歌がこちらです。

やっぱり上手いとはお世辞にも言えないけど、過去の作品よりは声の感じが良くなったとわたしは思ってます。

コストはそれほど変わらない

さて、宅録+MIX依頼とレコーディングスタジオで録音+その場でMIX、料金はいかほどかという話。

実はそんなに大きくは変わらないんですよ、かかる予算は。

宅録は無料ですが、MIX依頼はココナラ等で約1万~1万5千円ほどかかることがほとんどです(2000円~のプランも存在しますがピッチ補正等はしてもらえません)。

対してレコーディングスタジオでの録音+MIXは約1万6千円程度でありながら機材は良いものを使えるし要望もその場でお伝えしたり相談したりして録音も可能でサポートが充実しています。

もっと早くレコーディングスタジオを視野に入れればよかったな、と今では思います。


もし、歌ってみた動画を作るにあたって宅録かレコーディングスタジオか悩んでる方がいたら、まずレコーディングスタジオが近場にあるかどうかと料金を調べるなり訊くなりしてもらって、かかる料金を見て一考してみるのをおすすめします。

歌下手なんだけど!って人も一度レコーディングスタジオ行ってみて下さい、録りやすさが違う、音質が違えば聞こえ方も変わります。

ここまで読んでくれたら「いいね」やSNS共有してね!


   

コメント

コメントはありません

※投稿日より30日間のみコメント可能

error: Content is protected !!