WindowsOSをクリーンインストールした話。

こんすが、夏加よすがです。

ここ何ヶ月かずっと不調でブルースクリーン多発していたパソコンを直すため、Cドライブの換装とついでにクリーンインストールをしました。

それにあたってちょっとした一悶着があったため、その備忘録を残します。

クローンかクリーンインストールか

まず、ブルスク多発の原因として考えられるのはCドライブであるSSDの不調でした。

SSDの経年劣化とSSDの残容量の少なさが要因であろうとは思っていたので、元のCドライブの倍の容量……1TBのM.2 SSDを購入して取り替えるつもり満々ではありました。

ただ、いろいろとソフトのインストールのし過ぎだとか、要らないファイルや破損ファイルが原因というのもあり得たので、迷いに迷った挙げ句にクリーンインストールを決意。

Windows10も2025年10月でいよいよサポート終了なので、折角だからWindows11に乗り換える意味も含めてね。

あと、ディスククローンを完全無料でお手軽に出来るソフトが現在あんまり存在しないようで……。

ただSSDの全パーティションをそっくりそのままコピーして、Cドライブのパーティションを新SSDの容量に合わせて拡張して欲しいだけなんですが？

手順がややこしいものなら無料ソフトがあったんですけど、過去に使用可能だったクローンソフトは現在大体ほぼ全てが有料化していました……なぜ？

だったら、バックアップとか引き継ぎとかするのめちゃくちゃ面倒くさいけども、いっそまっさらな状態でやり直しちゃった方が後々の憂いが減ってよくないか？となりまして。

今回のクリーンインストールに踏み切るに至りました。

不調だった部分

さて、先に何が不調だったのかを端的に挙げておきます。

• フォルダ(エクスプローラー)の不定期的なフリーズ
• OBS Studioの慢性的フリーズや終了時の設定未保存現象
• OS起動時の異常な重さ(5～10分くらいろくに動かない)
• 頻発するブルスク(大体原因はMEMORY_MANAGEMENT)

物理メモリ(RAM)の方が原因かとも思いましたが、メモリ診断では一応問題なしとのことでした。

OBS Studioは再インストールも試してはみたのですが特に効果なし。

スタートアップアプリも整理してみたのですが起動時の重さは変わらずで、概ねSSDの満杯が原因な気はしつつ。

インストールしたけどここ数年使ってないフリーソフトだとか、何かのソフトのついでに入ってしまった謎のソフトだとか一旦全部排除したいので、クリーンインストールします。

あとたまにはパソコンいじったりしたいし。

クリーンインストール開始

早速クリーンインストール

さて、USBにWindows10のインストールメディアを作成し、早速新しいSSDへOSをインストールするぞ～。

今回の記事は解説じゃないので方法に関してはざっくり割愛です。

まずパソコンをシャットダウンして、USBからブートして……。

USBから起動したWindowsセットアップから「今すぐインストール」を選択して新SSDにWindows10をインストール……。

……あれ？

SSDフォーマットとかしてない購入時のままだけどいいのかな？

ディスクを選択する画面で、新SSDに「割り当てなし」と出ている……。

フォーマット、した方がいいのかな？

と思って見たら、「新規」だけ選べるけど「フォーマット」は選べない。

取り敢えず新規でいいのかな……と悩みながらWindows10をインストール。

インストールが済んだら自動でWindowsが起動されました。

ちゃんと新SSDがCドライブとしてインストール出来たみたい！

……だけど？

あるはずのアレが無い

「ディスクの管理」から新SSDのパーティションを見てて違和感を……。

「システムで予約済み」の領域が無いんですよ。

「Cドライブ」のパーティションが新SSDの領域を100%占めています。

わたしてっきり「システムで予約済み」領域はCドライブに必須だと思ってて……でも今それ無しでWindows10が起動出来てて……。

え、どういうこと！？

困惑し過ぎて首が360度傾げそうになりました。

首を傾げまくりながら盟友ChatGPTくんに質問します。

「Cドライブのディスクに「システムで予約済み」のパーティションが無いとどうなりますか？」

『「システムで予約済み」パーティション（System Reserved Partition, SRP）は、Windowsの ブート管理情報（Boot Manager）やBitLockerの設定 を保持している重要なパーティションです。
通常、Windowsを新規インストールすると Cドライブとは別に100MB～500MBの「システムで予約済み」パーティション が自動的に作成されます。
これがないと、Windowsが起動できないことがあります（特にクリーンインストール時）』

……だよね？

わたし間違ってないよね？

じゃあなんで起動できてるんだろう～？

ていうかなんでそもそも「システムで予約済み」領域なしでインストールされちゃったの！？

と思いながらふと、そういえば古いSSDを接続したままなことに思い当たります。

こいつが悪いんだ！

そう思ったわたしは一度電源を落とし、古いSSDのケーブルを引っこ抜き、再度起動します。

起動できないWindows10

さて、古いSSDを引っこ抜いて再起動をしながらわたしは既に不安に襲われていました。

「システムで予約済み」領域が無くなったしこれ多分起動できないよね？

もう一度OSインストールし直しになるよね？

そう思いながら待っていると、やはりUSBのインストールメディアが起動されたらしき画面が表示されます。

やっぱり新SSDからはブート出来なかった模様。

わたしは再度新SSDをフォーマットしてWindows10をインストールし直そうとしたところ……。

「選ばれた場所にWindowsをインストールできませんでした。メディアドライブを確認してください。エラーの詳しい情報: 0x80300024。」

えぇ……？？？

なんで？さっき出来たやん？

フォーマットしても、パーティション削除して未割り当てにしてもダメ。

ていうかなんならブートディスクに選択することも出来ない状態になっているというかBIOSに認識されていない……のか？

でもWindowsセットアップの画面では認識されてるんだよな。

なんでだよぉって泣きながらまたも盟友ChatGPTくんに質問する。

「新しいssdにWindowsをインストールする段階で、
選ばれた場所にWindowsをインストールできませんでした。メディアドライブを確認してください。エラーの詳しい情報: 0x80300024。
と出ます。」

『すべてのパーティションを削除し、「未割り当て領域」にして下さい。
M.2 NVMe SSDをWindowsのブートドライブとして使う場合、BIOS設定が適切でないとブート順に表示されない ことがあります。
「CSM（Compatibility Support Module）」を「無効（Disabled）」にして下さい。』

なるほど……M.2をブートドライブにするにあたってBIOSの設定で問題が発生している可能性があるってことでいいのかな……？

一旦CSMを無効にして新SSDをパーティション未割り当てにして試してみると……Windowsインストール出来た！

そして無事OSの起動も完了！！

「ディスクの管理」から新SSDを確認してみるとちゃんと「システムで予約済み」領域も存在している！

一度電源を落とし、旧SSDからのデータ移行のため再接続させ、BIOSで起動優先順位を新SSDに設定して再起動することにも成功！

一悶着あって詰まった時はどうしようかなぁと思いつつも、無事Windows10のクリーンインストールに成功です。

各ソフトの引き継ぎやインストールし直しも地道にしていきます。

余談

さて、配信活動に必要な最低限のアプリケーションは真っ先に再インストールしたのですが……。

OBS Studioの動作が不安定な問題、これだけは解決ならず。

あえて一切の引き継ぎを行わず、最低限の背景・ゲーム画面・立ち絵だけの構成にも関わらず配信中にフリーズするし、いまいち動作が改善したように思えず……。

OBS Studio以外で動作安定した配信ソフト探すべきか悩んでいます。

それ以外に関しては今のところ問題なしですね。

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